一眼レフやミラーレスを手に入れて、カメラに慣れてきたころに思うのが『違うレンズを試したい!』という欲望。
新品のレンズは魅力的ですが、価格が高いのがネック…そんな時、候補に挙がるのが「中古レンズ」です。
中古って本当に大丈夫?
特に初めての方にとっては、状態や性能に問題がないかどうか、保証があるのかなど、疑問が尽きません。
正しい買い方をすれば初心者でも大丈夫です!
この記事では、そんな中古レンズのメリットとデメリット、購入時の注意点を詳しく解説し、信頼できるオンラインショップもご紹介します。
私自身の経験を交えながら、ネットで安心して中古レンズを手に入れるためのポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください!
\この記事でわかるコト/
・はずれなレンズを買わない方法
・中古レンズのメリットとデメリット
・中古レンズおすすめのサイト
どんなレンズを買えば良いのかわからないという方は、また記事を書くので少々お待ちを
中古レンズってどうなの?
中古レンズは、新品よりも安価で手に入るだけでなく、ワンランク上の旧モデルのレンズが手に入ることもあります。
プロやハイアマチュアがNEWモデルのレンズを買うために中古に出す場合が多いから安心。
丁寧にレンズを扱ってそうですもんね!
また、近年の特徴として、ニューモデルの発売直後はユーチューバーが動画を撮るためだけに購入し、撮影が終わるとスグに売却するので、極上の中古が出回っている時があります♪
新商品紹介系の動画を良く見ますね・・・。
しかし、油断は禁物。購入時には状態の確認や保証の有無が重要です。
確認さえしっかりしておれば、ハズレのレンズを引くことなく、楽しいカメラライフが待っています。
中古レンズのメリット
中古レンズは、手頃な価格で写真撮影の幅を広げたい方にとって強力な味方です。
特に予算に限りがある初心者には、魅力的な選択肢となります。
具体的なメリットを挙げていきますね。
価格が安い
中古レンズの最大の魅力は価格の安さです。
新品だと数万円から数十万円するレンズが、中古では半額程度で購入できる場合もあります。
例えば、標準的なズームレンズや単焦点レンズは新品だと4~5万円ほどしますが、状態の良い中古品なら2~3万円で見つけられることがあります。
ただ、人気のレンズほど値下がり幅は少ないです。
中古車と同じね・・・。
とわいえ、ちょっとした価格差が、特に初心者が初めての交換レンズを購入する際の大きな安心材料となります。
思っていた感じと違うのであればスグに売りましょう(笑)
新品との価格差と割引の実例
具体例を挙げると、人気の高い大口径でボケがキレイな50mm f/1.4の単焦点レンズは、新品だと約5万円以上しますが、中古市場では良品が2万円前後で購入可能です。
60%以上安くなってますね
このように、中古レンズは新品と比べて30~50%以上安く手に入ることが一般的です。
使いやすいレンズは中古の出品数も多く色々選べるので失敗も少ないのが特徴です!
モデルチェンジを約10年しないレンズも多いので、ロングセラーを続けているレンズの中古を買うのがおススメ。
モデルチェンジをした旧モデルのレンズも値段が下がるのでおススメ!
ワンランク上のレンズが購入できる
予算内で新品を買うよりも、中古市場を活用すれば、より高性能なレンズが手に入る場合があります。
背景がボケやすいレンズほどお値段も高い
例えば、新品だと手が届かないプロ向けの望遠レンズや単焦点レンズも、中古ならば頑張れば入手可能です。
これにより、初心者でもワンランク上の機材を使って、今まで撮れなかった質の高い写真を撮影することができ、シャッターチャンスを逃しません。
背景がボケやすいレンズとは
開放値(F値)の数字が小さければ小さいほど背景がボケやすくプロっぽい写真が撮れます。
フルサイズのカメラならば、F値の小さい数字が2〜3ならばボケやすいレンズと言えます。
レビューが多いのでどんな写真が取れるのか分かる
中古レンズは、既に多くのユーザーが購入・使用しているため、インターネット上にたくさんのレビューや作例が公開されています。
どんな写真が撮れるのかわかりやすいですよね
初心者にとっては、他のユーザーの経験や撮影サンプルを参考にすることで、自分に合ったレンズを選びやすくなり、失敗するリスクを減らすことができます。
レンズのレビューと写り具合がわかりやすいサイト
PHOTO HITO(写真と人をつなぐ場所)⇨ https://photohito.com/lens/
※レンズをプルダウンで探すより、検索窓にキーワードを入れた方が探しやすい
中古レンズのデメリット
中古レンズには魅力が多い一方で、いくつかの注意点も存在します。
特に初心者は注意が必要!
購入前に理解しておくことで、後悔のない買い物ができるでしょう。
保証が限られる場合がある
中古レンズは新品と比べて保証期間が短いか、そもそも保証が付かない場合があります。
保証がない場合は買った次の日壊れてもどうしようもない
特に個人間取引では、保証が全くないことが多いため、万が一のトラブルが発生した際には自費で修理する必要が出てくる可能性があります。
そのため、購入前に保証内容をしっかり確認し、信頼できる販売店からの購入をおすすめします。
手ブレ防止が付いていない場合がある
近年のレンズには手ブレ補正機能が搭載されていることが一般的ですが、中古レンズの中には手ブレ機能がない古いモデルも多くあります。
写真(静止画)だけの場合はそこまで問題ありませんが、動画を撮る場合は辛い
普段の写真ならそこまで問題はありませんが、望遠で遠くを撮る参観日や運動会になると手ブレ補正がレンズについているとブレない写真が撮りやすくなります。
カメラに手ブレ補正がついている場合は気にすることはありません。
手ぶれ補正の種類
・カメラ本体に手ぶれ補正が付いている場合は、どんなレンズを使っても手ブレを防げる
・カメラ本体に手ぶれ補正が付いていない場合は、レンズに手ぶれ補正が付いている方が助かる
ピント合わせが最新モデルよりも遅い場合がある
古いレンズの中には、最新のモデルに比べてピント合わせ(オートフォーカス・AF)の速度が遅いものがあります。
カメラの問題もあるので、レンズだけが悪いとは言えませんが・・・。
特にスポーツや動物撮影など、素早く動く被写体を撮影する場合、フォーカスの遅さがシャッターチャンスを逃す原因になることがあります。
ただ、どれだけの人がコンマ何秒の世界と戦っているのかと思うとどう?
運動会程度のスピードなら気にすることはありません。
ここ15年ぐらいに発売されたレンズなら大丈夫です。
中古レンズ購入時の注意点
中古レンズを購入する際には、いくつかの点に注意する必要があり、レンズの状態や機能を確認することが重要です。
普通の中古品を買うのとは別の注意点が必要です
以下のポイントを押さえて、後悔のない購入を目指しましょう。
オートフォーカスやズームがスムーズか?
レンズの【オートフォーカス】や【ズーム操作】がスムーズに動作するかを確認することが大切です。
ピンとやズームを回しながらガリガリと引っかかったら買わない方が良い
ネット購入の場合は、レビューや商品の説明を参考にし、スムーズな動作が保証されているか確認しましょう。
専門用語辞典
【ガリが出てる・ガリあり】=ピンとやズームが引っかかるような感覚
カビやホコリの確認
中古レンズの内部には、カビやホコリが付着していることがあります。
レンズの中にカビやホコリが発生すると取れません・・・。
カビやホコリが大きな場合はレンズの画質に悪影響を与える可能性があるため、非常に重要なポイントです。
ただ、少々のカビやホコリなら撮影に問題がない場合がほとんどです。
商品説明やレビューで「カビなし」「クモリなし」「クリア」といった表記があるか確認。
カビがある場合でも親切なサイトだと、補足に『撮影に影響なし』という文言があれば逆にお値打ち品なので買いと言えます。
ただ、実際の店舗に足を運んで確認してみても、初心者が見分けるのは難しいので、商品説明の札を頼ることになります。
撮影に影響が出るぐらいのレンズは【ジャンク品】になっています。
専門用語辞典
【ジャンク品】性能は保証していない商品なので安い。プロなどが部品取で購入する場合が多い商品で、カメラ初心者が撮影目的で買ってはいけない。
レンズの傷
レンズ表面に傷があると、撮影した写真に影響を与える可能性があります。
何と無く想像はつくし、パッとみたらわかりそう・・・。
小さな傷や汚れであれば、実際の写真には影響が出にくいこともありますが、大きな傷や深い傷がある場合は、避けたほうが良いでしょう。
大きな傷の場合はレンズを落としている可能性があり、センサー等の寿命を縮めている可能性もあります。
購入前には商品写真をしっかり確認し、傷の状態についても十分に調べておくことが大切です。
レンズボディの傷はピントリングなどが正常に動くのなら気にしない。
マウントの摩耗(カメラとレンズの接続部)
マウント部分が摩耗していると、レンズがカメラにしっかり取り付けられず、撮影時に緩んだり、接続不良が発生することがあります。
よっぽど使い込まないと磨耗しないので、ほとんど気にする必要はありません。
特に中古品の場合は、マウントの摩耗が進んでいることがあるため、商品の状態ランクやレビューをよく確認しましょう。
絞りが正常に動くか?
絞り機構が正常に動作しているかもチェックポイントです。
写真の雰囲気に関わるので正常に動かないものは買ってはいけません
絞りの動作が鈍かったり、正確に動かない場合、撮影時の露出(明るさや暗さ)に影響が出ます。
中古品の説明に「絞り良好」と記載されているか、実際の動作を確認したレビューがあるかどうかも参考にすると良いでしょう。
この項目のまとめ
プロじゃない限りは自分の目で判断することは難しい、実際の販売店で購入する場合は商品の状態を表す商品タグ(紙)やネットで購入する場合も説明書きをチェックしましょう。
ルーペを持ってレンズを買いに行くのは超マニアぐらい
なので、信頼できる販売店なら実際に足を運んでもネットで購入しても商品の状態がしっかりと記載されて入れば同じということになります。
保証と返品の確認
中古レンズを購入する際に、保証と返品ポリシーの確認は非常に重要です。
新品と異なり、中古品は故障や不具合が発生する可能性が未知数なため、購入後の保証期間が短い場合や、全くない場合もあります。
買った次の日壊れるかもしれませんよね。
私は、今のところ不具合が発生したことはありません。
信頼できる店舗では、独自の保証を提供していることが多いので、購入時には保証の有無とその期間をしっかり確認しましょう。
また、返品ポリシーも重要です。
不具合が発覚した場合に返品や交換が可能かどうかを確認することで、中古レンズを安心して購入できます。
特にネット購入時は、返品条件や送料負担についても詳細に確認しておくことが大切です。
中古レンズを購入できるサイトの【メリット】と【デメリット】
中古レンズを購入する際には、いくつかのサイトタイプがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
・カメラ店のWEBサイト
・オークションサイト(ヤフオクなど)
・個人売買サイト(メルカリなど)
それぞれのサイトのメリットとデメリットを見ていきましょう
カメラ店のWEBサイト
メリット | デメリット |
---|---|
保証がある 品ぞろえが豊富で比べるコトができる 商品の評価に基準がある | 高い レア物は少ない |
メリット: 信頼できる保証が付いていることが多く、商品の状態も厳格に評価されています。さらに、サポートも充実しており、安心して購入が可能です。
一度は耳にしたことのあるような企業が運営しているのが安心感に
デメリット: 価格は他のサイトに比べてやや高めになることがあり、掘り出し物を見つけるのが難しいことがあります。
オークションサイト
メリット | デメリット |
---|---|
レアものに出会える 安い | 保証がない 現物が来るまでわからない やり取りが面倒 |
メリット:希少なレンズを低価格で手に入れられる可能性があるため、お得な買い物ができる場合があります。
レンズベテランなら的確な質問ができるのでトラブルになりにくい
デメリット: 商品の状態があいまいだったり、保証がないことが多く、購入リスクが高いです。
個人売買サイト
メリット | デメリット |
---|---|
レアものに出会える 安い 値段交渉が可能 | 保証がない 現物が来るまでわからない やり取りが面倒 |
メリット: 出品者と直接やり取りできるため、値段交渉が可能な場合があります。
オークションと同じく初心者は避けてるほうがベター
デメリット: トラブル時のサポートがなく、信頼性に欠けることがあるため、取引には慎重さが必要です。
ネットで中古レンズを購入する時のポイント
↑カメラのキタムラでの表示例
中古レンズをネットで購入する際に、初心者でも失敗しないためのポイントを押さえておきましょう。
ここ一番大事!
同じレンズの在庫が数個ある店を選ぶ
同じレンズが複数在庫されている店を選ぶことで、価格や状態を比較して、最適な商品を選べる可能性が高くなります。
中古レンズで商品を選べるのは貴重
状態(程度)にバリエーションがあり、自分のテクニックや予算に合わせて選べるのが嬉しい。
程度・評価を確認する
中古レンズは、店ごとに「Aランク」「Bランク」といった状態の評価が付けられています。
B以上でレンズ内にゴミがあっても影響がないぐらいのレンズがおススメ
ランクの付け方は店舗によって異なるため、各店の評価基準を事前に確認し、選ぶ際には詳細な説明や画像も参考にしましょう。
AB以上ならどこのお店でもほぼ大丈夫
商品状態を確認する
商品の状態は、ネットで確認できる範囲では限られていますが、説明文や写真をしっかり確認することが大切です。
中古商品情報は必ずチェック
特にレンズの表面にカビや傷がないか、ズームやオートフォーカスの動作に問題がないかなどは重要なチェックポイントです。
レンズは外観に傷が合っても神経質にならなくてもOK
その辺が車とは違うんですね
実際に手に取れないため、商品説明を細かく読むことがトラブルを避けるための鍵となります。
専門用語辞典
スレ:こすったようなキズ(へこみはナシ)
キズ:いわゆるキズ
※UCS:カメラの修理をする専門メーカー
カメラのキタムラで買う
「カメラのキタムラ
在庫数が豊富&カメラ専門店の強み
商品の状態がランク付けされており、状態が一目でわかるのはもちろん、独自の保証制度(6ヶ月)も用意されています。
Bランク以上で
ネット購入でも丁寧な品質管理が行われているため、安心して購入できる環境が整っています。
また、買取や下取りサービスも充実しているため、古い機材を売って新しいレンズをお得に購入することも可能です。
中古レンズ購入は【カメラのキタムラ】をおすすめ
中古レンズを購入する際、信頼できる店舗を選ぶことが大切です。
その中でも「カメラのキタムラ
『スタジオマリオ』と言った方がわかる方がいるかもしれませんね。
特に保証制度や商品の状態評価、買取サービスの充実度など、購入者が安心して取引できる環境が整っています。
詳しく説明します!
安心の保証制度
「カメラのキタムラ」では、中古品にも独自の保証が付いています。
通常、中古レンズは保証が少ない場合が多いですが、キタムラでは6ヶ月の不具合に対する保証があり、万が一のトラブルが発生しても安心です。
保証がないと泣き寝入りする場合も・・・。
お客様センターがしっかりしていたり実店舗が605店舗あるので、購入後に不具合が出た場合でも、迅速に対応してもらえるため、中古品に対する不安を軽減できます。
中古商品の状態ランク表示
カメラのキタムラでは中古商品の状態を「Aランク」や「Bランク」といったわかりやすい基準で表示しています。
AA:新品同様
A:備品
AB:良品
B:並品
C:やや難あり
B:ジャンク品
B以上で!
これにより、購入前に商品の状態が一目でわかり、どの程度使用されたものかを判断しやすくなります。
注意点として、中古レンズは他の中古品と違い本体に多少キズがあってもAB認定されます。
外観のキレイさも大事ですが、動作具合と写り具合でもっとも重要です
頼性の高い査定と品質管理
中古レンズの査定において、カメラのキタムラは非常に厳しい基準を持っています。
レンズの状態や性能をしっかりとチェックし、販売前には徹底的に品質管理が行われます。
カメラのプロだから安心できるのよね
これにより、購入者は高品質な中古レンズを手に入れることができ、安心して使用できる商品を選べます。
下取り・買取サービスの充実
カメラのキタムラでは、不要なカメラやレンズを下取りして、新しい中古レンズの購入に充てることができます。
ココだけの話、メルカリに出した方が高く売れるかも・・・。
このサービスを利用することで、さらにお得に中古レンズを購入できる点が魅力です。
梱包せずにカメラやレンズを裸で持って行けるから便利
もちろんスタッフさんもカメラ好きなのでなんでも質問に答えてくれます。
テンションが上がると話が終わらないから気を付けて(笑)
まとめ:中古レンズってどうなの?
中古レンズの購入は、価格面でのメリットや希少なレンズを手に入れられるチャンスがある一方で、保証が限られるなどのリスクもあります。
今回の記事では、ネットで中古レンズを購入する際に注意すべきポイントや、信頼できる店舗を選ぶ方法について詳しく解説しました。
特に「カメラのキタムラ」は、品質管理や保証が充実しているため、初心者でも安心して中古レンズを購入できる場所としておすすめです。
中古レンズ購入を考えている方は、メリットとデメリットをしっかり理解し、注意点を押さえた上で、適切な購入先を選びましょう。
信頼できる店舗やサイトを利用し、状態や保証をしっかり確認すれば、満足度の高いレンズ購入が実現できるはずです。