プロ並みにキレイに写真を撮りたいとまでは言わないけれども。。。
よそと比べるとちょっと見劣りする商品写真、もうちょっとキレイに写真を撮る方法はないの?
写真テクニックも大事ですが、写真を撮る時のアイテムも重要です!
プロカメラマンだってカメラ以外の道具を上手に使ってキレイで魅力的な写真を撮っています!
今回は、カメラ初心者さんでも写真の雰囲気がグッとよくなる『写真を撮る時のお役立ちアイテム』をご紹介します!
写真を撮る時のお役立ちアイテム5選
写真を撮る時のアイテムを役立つ順にご紹介していきます!
これらのお役立ちアイテムがあると、いつもの写真がグッと魅力的に、プロのカメラマンが撮ったような写真に近づきます!
光で印象操作【レフ板】
やわらかい光が欲しい時に便利!
\こんな撮影の時に使える!/
・商品撮影
・人物撮影
チョット光(明るさ)が足りない時や、雰囲気(陰影)をつけたい時にレフ板が活躍します!
室内の自然光で撮影する時や、屋外で顔に影がかかる時にキレイに撮影できます!
写真は光が当たっている部分と、影になっている部分が極端になりやすいので、暗い部分をやんわりと明るくする時にもレフ板を使います。
『照明が欲しいけれども、そこまで強い光はいらない!』という時に、レフ板のやわらかい光が全体を程よく明るくしてくれます。
照明は光の調整が難しいのでまずはレフ板から!
ブレた写真は使えない【三脚】
私、気付いたら三脚を4つも持ってます💦
\こんな撮影の時に使える!/
・商品撮影
・人物撮影
・店内や店外の撮影
アクセサリー等の小さい商品を撮るときは、近くに寄ったり、拡大(ズーム)したりするのでカメラがブレやすくなるので三脚が必要です!
雰囲気を確認しながら商品の位置を微調整するために、カメラを固定したいという理由も!
モデルちゃん等の人物を撮影する時も、遠くの人を撮影する時にズームレンズを使う場合はブレる可能性があるので三脚があると便利です。
学校の教室ぐらいの広さになると、三脚があったほうが心強い!
また、建物を撮影する時はカメラのレンズの特性上、写真の外がゆがんで写るのでゆがみの影響が少ないポイントを見つける必要があるので三脚があると便利です。
確実にキレイに撮れる【撮影ボックス】
撮影の準備が一瞬で出来る!
\こんな撮影の時に使える!/
・商品撮影
・人物撮影
写真に影が入っていたり、余計なモノが写っていると商品の印象が良く見えませんよね。
余計なモノを片づけたり準備するのがするのがめんどくさい
撮影ボックスは、商品を箱の中に入れて撮影するので、商品全体に光があたり余計なモノも写りこみません!
写真スタジオが一瞬で机の上にできちゃいます!
ネット販売などでは雰囲気の写真も大切ですが、実際に商品を触ってから買えないので商品の詳細がわかる写真がかなり重要になってきます。
詳細が分からないと不安ですよね
ネットショップの商品写真が正面の1枚しかない時、胡散臭く感じてしまうのは私だけ??
キッチリした写真があると、丁寧な印象を持ってもらえるので最初から負ける戦をしなくて済みます!
実店舗でも入口の雰囲気が悪い店は避けませんか?
商品やモデルの雰囲気が2倍マシマシ【背景】
集めだすと止まらない💦
\こんな撮影の時に使える!/
・商品撮影
・人物撮影
商品の雰囲気が一気にアゲアゲになるのが【背景】です。
免許証やパスポートの写真は背景が無機質でテンションがあがりませんよね?
顔も無表情。。。
表情はさておき、背景が同じ色(免許証だったら青一色)なだけで無機質感を加速させます。
例えばコーヒーカップを撮影する時に、
木目の背景なら
【アットホームなカフェ】や【古民家カフェ】を想像します。
コンクリートの打ちっぱなしだと
【今どきのカフェ】を想像しませんか?
背景を間違えると、雰囲気がガラッと変わり売れるモノも売れなくなるコトがあるので雰囲気づくりも大切にする必要があります!
女優も商品もキレイに見える【照明(ライト)】
\こんな撮影の時に使える!/
・商品撮影
・人物撮影
レフ板は光がチョット足りない時に使うのに対し、照明は完全に光が足りない時に使います!
女優さんもいつでも照明ガンガン!
照明の一番のメリットは明るく照らすだけではなく、いつ撮影しても同じ条件で撮影できるというコトです!
自然光で撮影するとやわらかい雰囲気で撮影できますが、太陽の気分で光の強さが変わったり、時間によって色が変わったりし不安定。
また、太陽が出ていない深夜にも照明があると撮影できるので、時間が限られている人には必須アイテムです!
照明を使うとテクニックの差がハッキリと出るので、慣れないうちはレフ板で!
ここからは、おすすめの写真を撮る時のアイテムを具体的にご紹介していきます!
おすすめの【レフ板】
写真を撮る時に一番あると便利アイテムがレフ板です!
撮影するモノのサイズで大きいレフ板を使ったり小さいレフ板を使ったり
用途に合わせて自分に最適なレフ板を味方につけて、魅力的で売れる写真を撮りましょう!
小物撮影に使いやすい!レフ板
\おすすめポイント/
・小物撮影に最適
・銀/白/黒の3種セット
・自立するので撮影が楽
小物撮影がしやすい板状のレフ板がTARIONのレフ板です!
銀/白/黒の3種類がセットになっているのでどんな撮影も可能に!
ほとんどの場合が白のレフ板でOK!
光る商品(指輪・スプーン・ガラス)などを撮影する時は、レフ板が写っても気になりにくいので黒のレフ板を使います!
人物撮影に使い勝手◎ 丸レフ板
\おすすめポイント/
・人物撮影に最適
・大きい商品の撮影
・持ち運びたい時
撮影物が大きな商品であったり人であったりするときに、大き目の丸レフ板を使います!
光をあてるだけではなく、電球の影や太陽の影が顔にかかるコトを防ぐためにもレフ板をつかったりします。
折りたたみができ、コンパクトに収まるので外出先での撮影には必需品!
銀と白の組み合わせが多いですが、人物撮影ではほとんど白しか使いません!
一人で撮影する時は、レフ板スタンドがあると助かります
100均で自作♪ 貼れるボード(300×450×5)mm
\おすすめポイント/
・小物撮影に最適
・とにかく安い
100均で手に入るスチレンボードでも、十分にレフ板の役割を果たしてくれます!
レフ板の役割は光を反射させるだけなので、大きい画用紙でもレフ板の役割は果たします。
自立した方が便利なので、チョット厚みのある板状になっているモノが便利!
鏡のように、光をキッチリと反射させるのではなく、ボワっと反射させるだけでも十分に明るさが得られるので白い物ならなんでもOKです!
人を撮影する時にシーツを使ったコトがあります💦
白けりゃなんでもいいのね。。。
三脚
商品写真など撮る時にあると便利アイテムが三脚です!
手ぶれ補正機能がカメラについてるとはいえ、三脚でカメラを固定している方がブレずにキレイな写真が撮れます!
三脚も撮影するアイテムのサイズや撮影のシチュエーションで使い分けて、あなたにベストな三脚を見つけてください!
スマホもカメラも両方使える三脚
\おすすめポイント/
・スマホ /カメラに両方使える
・スマホ用遠隔リモコン付き
・最大152㎝/790g
コンパクトタイプで持ち運びも楽で、収納にもスペースを取らない三脚です!
スマホのアダプター付属で、縦でも横でも撮影でき、本格的な一眼レフカメラまで装着可能な万能三脚です!
便利なスマホ用遠隔シャッター付き
シャッターを押すときにブレやすいので、遠隔シャッターがあるとブレずにキレイな写真が撮れるのがありがたい!
こだわりだすと10万を超えるモノもザラにある三脚ですが、入門用としてお手頃価格の三脚で問題ありません!
意外と使える一脚
\おすすめポイント/
・機動性が楽
・取り外せるミニ三脚付き
・最大187.3cm
足が1本しかないのに安定するの?
もちろん手をはなすコトはできませんが、ビックリするぐらいに安定します!
一か所から撮影をしていると後で写真を見返した時に変化が乏しく『もっと動いて撮影したらよかったなー』と反省するコトがしばしば。
だけれども、三脚が無いと手振れもするし、三脚ごと動くものおっくう。
そんな時に一脚は棒が一本なので、かさばらずサッと動け、バリエーション豊かな写真が撮れます!
最近の一脚には先っちょにミニ三脚をつけれるタイプもあるので、定点撮影でカメラを固定したい時にも使えるので便利!
省スペースで三脚を使いたいときにも便利!
通常の三脚の脚を広げる必要がなく場所を取らないので、狭い店内での使用や、運動会学芸会の時でも迷惑をかけないのが一脚です!
100均:カメラ三脚(3段)
\おすすめポイント/
・3段タイプは最大66cm
・4段タイプは最大105cm
・100円じゃなく500円(税抜)
100均ダイソーに三脚がありました!
耐荷重が1.5kg〜2kgなので、普通の一眼レフぐらいなら十分支えることができます!
望遠レンズをつけているときはやめたほうがいいかな💦
店内でする商品の撮影などは、強風が突然吹く心配もなく安心して使用可能です。
さらには、最低の高さが30cmぐらいでコンパクトなので、テーブルに三脚をのせて撮影も可能!
使う用途によっては100均の三脚の方が便利かも?!
動画メインの方は動画用三脚で!
動画用と静止画用の三脚の違いは雲台というカメラと三脚をつなぐ部分です!
雲台の動きがなめらかなのが動画用です!
カクンカクンしている動画は見にくいですよね
動かし始めの滑らかさが違います!
動画をメインに撮影するなら動画用の雲台が必要ですが、静止画メインなら必要ありません!
というか、動画用は少々お値段が高くなります💦
テレビ局が使っているのは雲台だけで100万ぐらいするものも。
一般人が使う三脚には雲台がもとから付いています!
撮影ボックス
商品の写真を撮る時の便利なアイテムが撮影ボックスです!
箱の中に商品を入れるだけで、何も考えずにシャッターを押せばキレイな写真が撮れる撮影ボックス!
ボックスを広げるだけで自宅やお店に撮影スタジオが完成です!
アマゾンで一番売れてる撮影ボックス(2022年12月時点)
\おすすめポイント/
・照明の色を変更可能
・照明の強弱も可能
・上からも撮影できる
照明の色を変更できるというコトは撮影において重要なポイントです!
食べ物が青白い光だと美味しくなさそうに見えますね。
色の強弱をつけられるのもポイントです!
照明を暗くして、シックにキメたい時だってありますよね。
照明の色と明るさが調整でき、商品の魅力を最大限に引き出せる撮影ボックスです!
30cm/60cm/80cmの3種類あります!
大きすぎるサイズの撮影ボックス
\おすすめポイント/
・モデル撮影が可能なサイズ
・まるでプリクラの機械
・コートやワンピースの撮影ができる
人がすっぽり入りポーズを決めても余裕があるサイズです!
使わない時はコンパクトに収まるといっても、そこそこ大きい。
『もうスタジオにいった方がええやん』となるかもしれませんが、移動時間とスタジオ代を考えるとボックスの方がコスパが良い。
撮影ボックスを2〜3回使えば元がとれますね。
背景
写真を撮る時にガラッと雰囲気を変えるコトが出来るアイテムが背景です!
商品のイメージにあわせて、雰囲気を作り出しトータルコーディネイト!
小物用:ポエミチ 撮影背景シート10柄セット
これワンセットあればどんな小物撮影も可能?!
- タイル調
- 白の木目
- 大理石
- レンガ調
など、10種類の背景が1つになった背景セットです!
1枚約200円!!
A3サイズの背景なので、ちょっと大きな小物の撮影も可能!
商品ページやインスタのイメージを季節ごとにそろえたり、商品ごとにそろえたり、背景を見るだけで想像がかきたてられます!
光の反射が少ないのも使いやすいポイント!
チョット大きい物用(人物撮影も可):撮影布
モデルちゃんを撮影する時に使いました!
いつも同じ場所で撮影していると飽きがきたり、店内の壁を工事しようと思うとお金がかかりすぎたりしますよね。
いつも撮影している壁に飽きたときに壁紙布が便利です!
通常の壁紙のように壁にはるのではなく、布の両端をテープで止めるだけで簡単に雰囲気が変わります。
バリエーションも、木目調 / レンガ調 / コンクリートの打ちっぱなし調などあるので気分次第でイメチェンできます!
100均:リメークシート(壁紙)
100均のリメイクシート(壁紙)が背景に使えます!
100均のDIYコーナーに行くと、リメイクシート(壁紙)がズラッと並んでいます。
タイル調 / 木目調 / エレガント調など様々!
何せ100円なので、失敗を恐れず使えそうなモノをバシバシ購入して実際の雰囲気を確かめていきましょう!
実際に使う時は両面テープやマスキングテープなどで貼ると何回でも使えます!
照明
プロなら写真を撮る時に必ず使っているアイテム
本格的になってきました!
照明も用途によって使い分けてください!
小物用:LEDリングライト
リングライトってユーチューバーが配信の時に使っているイメージ
ユーチューバーだけじゃなく、商品の撮影にも使えます!
リングライトの大きさの選び方のポイントは【リングの穴に入るぐらいのモノ】で選んでください!
リングの穴よりも大きなものを撮影すると、商品のフチ(外周)が暗くなります!
なので、小さいリングライトは小物撮影に向いています!
外周が暗くなるのを逆手にとりWEB会議等で小型のリングライトを使うと、顔周りがくらくなり小顔効果💦
大きさの目安は穴のサイズが撮影するモノのサイズです!
人物用:ユーチューバーが使ってそうなリングライト
大き目のリングライトはモデルちゃんなどの人物撮影に向いています。
蛍光灯のような青白い光から、電球のような温かみのある光まで5段階で調整でき、明るさも調整できます。
スタンドも付属しているので、着いたその日から女優気分!
注意点として大き目のリングライトも穴のサイズが撮影対象物のサイズです。
顔や髪型などはキレイに照らすコトができますが、全身を写そうとするとリングライト1台では足りず4台ぐらいは必要です。
100均:ダイソーのリングライト
100均だけど770円~1650円ぐらい
まずはリングライトを試してみたい方は、100均で試してみても良いかも!
照明の光の色も白〜電球色まで3種類で10段階の明るさ調節が可能です。
以前は100均で100円以上のモノがあるとダマされた気分になっていましたが、今では100均サマサマです。
慣れれば万能:カメラのフラッシュ
カメラに慣れると、光の強さなどが調整でき一眼レフと相性がいいカメラのストロボ(フラッシュ)が便利です。
小物などを撮影する時にフラッシュの光が強すぎると、変な反射をし写真がダサくなったり、白飛びしたりする場合があります。
リングライト等とは違い、光を発するのが一瞬で目視しながら光加減を調整できずカンに頼るしかないのでカメラ初心者は避けましょう!
コレからカメラを勉強したい人は是非ストロボを!
まとめ:写真が撮る時のアイテムがあるのとないのでは大違い
いい職人さんはいい道具を使っている。
『弘法筆を選ばず』という諺がありますが、それは雲の上の人の話。
写真スタジオなどでいろんなプロの撮影を見ていると、いろんな道具を使い分けているコトを目にします。
カメラマンもジャンルが違えば使う道具も違います!
ネイチャー系のカメラマンだったら、レンズが迷彩柄だったり。。。
プロでもいろんな道具を駆使して撮影しているのに、初心者がカメラだけでプロ並みの撮影ができるはずがありません💦
あなたが撮りたい商品にあった撮影グッズをそろえて、購買意欲がそそる写真を撮影しましょう!