【フリマサイト】や【ホームページ】用の写真をキレイに撮れる方法はないのかな?
100均グッズで撮影ブースを作ればキレイに撮れます!
プロカメラマン
そんな時にありがたい100均グッズ!
なんでも揃う100均グッズだけで撮影ブースを作ってみましたので、撮影ブースの作り方と撮影の仕方をご紹介します!
- 100均グッズを使った撮影ブースの作り方
- 100均グッズを使った撮影の仕方
撮影ブースを作るのに使った100均グッズはこの2点のみ
撮影ブースを作るのにで使った100均グッズはこの2つ【模造紙(厚口)】と【貼れるボード】×2枚のみで合計300円(税別)
模造紙
100均に行くと模造紙が3~4種類ぐらい販売されていますが、今回撮影ブース制作で使ったのはダイソーに売っている【模造紙 厚口】です。
今回の撮影では2枚重ねて使用しました!
厚口といっても光があたると若干透け、後ろのモノの色が分かるので重ねて使用しました。
ダイソーの【模造紙 厚口】のスペック
大きさ:545mm×788mm
紙の厚み:0.13mm
雑誌の表紙ぐらいの厚みです!
ちなみに、コピー用紙の厚みが0.09mm、ハガキの厚みが0.22mmぐらいです。
プロが使う撮影用背景紙の厚みは0.20mmぐらい!
100均に色んな模造紙の種類があるので間違えないように!
【貼れるボード】
5mm程度の厚みがあり白色(できればツヤナシ)の板なら何でもOKです!
ダイソーでは【貼れるボード】という名前ですが【スチレンボード】という方が一般的な商品名です!
ダイソー【貼れるボード】のスペック
大きさ:450mm×300mm×厚み5mm
この厚みがフニャフニャせず、自立しやすい!
お近くの100均で売っていない場合はコチラ
100均グッズだけ!【撮影ブースの作り方】
どこにでもあるような、事務所やお店のスタッフルームの一角に撮影ブースを作ります!
横と縦のアール(曲がり角)は直角ではなくやんわり曲げます。
模造紙の四隅と真ん中、合計6か所にマスキングテープで模造紙を貼ります。
模造紙は裏が透けないように2枚重ね!
マスキングテープは模造紙が破れないで剥がせるので、何回も模造紙が使えコスパが良い◎
今回は円柱状のリップ、ボックス状のリップケース、ミニカーの3点で撮影実験していきます!
100均グッズだけで撮影ブースが完成しました!
光が斜め45度ぐらい前から入ってきているポジションに撮影ブースを作るのが理想です。
今回の撮影はスマホ(ソニーXperia楽天モデル)を三脚につけて撮影検証していきます!
撮影する時は部屋の電気を全て消しています!
①太陽光だけで撮影【100均だけの撮影ブース】
車の側面が逆光で暗いですが、意図的に雰囲気を出す場合はアリです。
②レフ板を使う撮影方法(逆光補正)【100均だけの撮影ブース】
個人的には一番好みです♪
③影を無くす撮影方法【100均だけの撮影ブース】
影がないので写真に奥行き感がなく、のっぺりした感じになります。
④影を無くし、レフ板で逆光補正【100均だけの撮影ブース】
商品の詳細がわかる写真という意味では、この撮影方法がベスト!
影や暗い所がないので、商品の詳細が分かりやすい写真です。
⑤男気でストロボ一発はNG【100均だけの撮影ブース】
スマホのフラッシュでは影の位置が計算できずにダサい写真に💦
商品に直接光を当てると影が強くなり写真がダサくなるので、レフ板に反射させて間接的に光を当てる方が雰囲気が出ます。
意図しない影はNG!
⑥部屋の照明で撮影もNG【100均だけの撮影ブース】
影の付き方がごちゃっとし、素人感が出ます。
影のほかに、部屋の照明は電球の黄色い色や蛍光灯の青白い光もまじり、色んな色が混じるので商品本来の色がわからなくなります。
プロの撮影現場でも、ストロボを使う時は光が混じらないように部屋の照明は全て消しています!
100均以外で使ったアイテム
撮影ブースは全て100均で作りました!
100均以外の商品で今回使用したアイテムをご紹介します!
スマホ
楽天モバイル派です。
古すぎるスマホでなければ、大抵のスマホでキレイな写真が撮れるので安心してください!
スマホの進化はカメラの進化!
5年以上前のスマホでなければ問題ありません!
三脚
商品撮影はブレると細かいところがブレてしまうので三脚が必須です!
タイマー撮影するとさらにGOOD!
いくら三脚にスマホを固定していても、シャッターボタンを押すときにスマホがブレてしまいます。
タイマー撮影するとブレの可能性がほとんどなくなるので、時間が短い3秒タイマーなどで撮影するのがベストです!
自由雲台
三脚には元々カメラを固定する雲台と呼ばれる部品が付いていますが、さらに微調整が出来たり、自由に動かせる雲台があると便利!
ほとんどの三脚につけるコトが可能なので、100均の三脚などに自由度を増すために自由雲台を付けたりして使っています!
マスキングテープ
すぐにはがせるマスキングテープが模造紙を留めるだけでなく、商品の固定などに使えて便利です!
カラフルなマスキングテープなども楽しいのですが、アクセサリーなどのシルバーやゴールドの部分に写りこんだりするので、模造紙と同じ色【白】がおススメです!
結論:100均で作った撮影ブースでも、なんとかなる!
100均のグッズだけで作った撮影ブースでも、撮影方法を間違えなければキレイな写真が撮れます!
300円で撮影ブースが作れました!
ポイントは『太陽の光を商品のどの位置にあてるか?』だけを考えて、撮影ブースの設置場所を考えてください!
光と影の魔術師がプロカメラマン