ミラーレス一眼や一眼レフカメラの中古は、ハズレを買わない限りは問題なく使えます!
中古でもカメラは高いので失敗すると怖い、何か判断基準ってあるんですか?
『外観がキレイでもコレだけは確認して!』というポイントがあるので、それだけチェックすれば大丈夫です!
では、解説していきますねー!
\この記事でわかるコト/
・ハズレなカメラを買わない方法
・狙い目の中古カメラ
・中古レンズの選び方
中古カメラのメリット
中古カメラのメリットって安いだけじゃないの?
。。。
封を開けた瞬間に中古品になり、使用している分だけ新品よりもちろん安いです。
なので『中古カメラを買っても大丈夫だよー』というコトをご紹介しますね。
安くカメラを購入でき、ワンランク上のカメラが狙える
一番のメリットはカメラを安く買えるコトです!
価格差で悩んでいたワンランク上のカメラを狙えるチャンスもありますよね!
特に、ニューモデルやモデルチェンジした時が狙い目です!
ニューモデル等が出た時は、旧モデルの新品の価格がガクッと下がるだけではなく、中古のカメラも同じようにガクッと価格が下がります。
今の時代は半導体不足で、自動車のようにカメラも中古の方が高いケースがありますが。。。
最近ではユーチューバーが『ニューモデルの紹介』をする為だけに購入し、撮影が終わるとスグに売却するので、極上の中古が出回っています♪
新製品が出た直後の現行モデルも狙い目ですね!
中古でも新品と性能は同じ
ミラーレス一眼や一眼レフカメラは自動車等とは違い、使えば使うほど性能が劣化してくるモノではありません!
新品でも中古でも同じ性能を発揮します!
確かに【アイフォン13】は中古で買っても【アイフォン13の性能】ですよね。
スマホはデータが多くなると動きが遅くなりますが、カメラ場合データは本体に記録されるわけではないので、カメラは古くれも遅くなりません。
中古でも再販(リセール)できる。
ミラーレスや一眼レフを中古で買っても、再販(リセール)するコトが出来ます!
現行モデルで大きな傷も無ければ、中級機以上(フルサイズ)の場合、ほとんど値崩れするコトがありません。
カメラを買ったけれども『自分にはあわないな』と感じたら、スグに買い取ってもらいましょう!
家に眠っているカメラも名機で価値のある可能性があるので、ちゃんとしたカメラ屋さん
生産中止の銘機のカメラを購入できる。
生産中止の銘機と呼ばれるカメラを購入できるかもしれませんが、カメラ初心者さんはやめておきましょう。
なぜなら、銘機は個性が強過ぎます。
どの分野でも、銘機と呼ばれるものはマニア向けなので、初心者が手を出すと間違いなくヤケドします。
中古カメラのデメリット
デメリット、言いかえればリスク。
中古品を買う場合は、どんなジャンルのモノでもそうですが、中古品はデメリット(リスク)を理解して購入した方が万が一の時に後悔しません。
あきらめがつきますよね。
リスクを負いたくない方は新品を買いましょう!
新品よりも保証が短い
新品のカメラはメーカー保証が1年あるのに対し、中古のカメラは10日や1か月と短く設定されてるのがほとんどです。
保証は短いですが中古販売店の方が動作確認をしているので、普通に使えます。
カメラとかアイパッドを中古でよく買いますが、スグ壊れた経験は今のところないです♪
すっごく心配性なんですけど。。。
カメラ専門店での購入をおすすめします!
カメラ専門店のカメラのカメラのキタムラ ネットショップ
欲しいカメラが常にあるわけではない
たいていのミラーレス一眼や一眼レフの中古はありますが、マニアックなモデルは中古がない場合があります。
カメラは自動車のように【〇〇エディション】とか【〇〇パッケージ】等のバリエーションがほとんど存在しないので、お目当てのカメラがスグに見つかるはずです。
ただ、『Aランクの中古カメラが欲しいのに、Bランクしかない。。。』というパターンが中古品あるあるです。
ランク付けは、ほとんどが外観の傷で分けられています。
お店によって、同じAランクでも基準が違うので、通販の場合は商品の写真をじっくり確認するコトがポイントです!
使うまで状態がわからない
通販でカメラを購入する場合は、実機を触ってみるまでは詳細がわからないというデメリットがあります。
シャッターボタンの押し具合とか、違いそう。
気になる場合は中古カメラのランクや備考を確認しましょう!
細かい表現にはなりますが【正常作動】と【作動】は違いますよね。
極端に言えば、ボタンが押しにくくなっていても押せれば【作動】。
低いランクにチャレンジする場合は、現物を触って見てから購入した方が安心ですよね。
中古カメラの選び方と注意点
カメラ歴30年の私が、中古カメラを買う時に注意する点をご紹介します。
カメラはスマホやパソコンと同じような精密電子機器なので『どれだけ中身の状態がGOODコンディションなのか?』という点を予想する為の判断基準です!
中の回路まで見れないので。。。
回路を見たところで判断は出来ないと思いますが、今のところハズレ経験がないので参考にどうぞ♪
年式(製造)が古すぎるものは避ける
中古のミラーレス一眼や一眼レフは、古ければ古いほど安い価格で購入できますが、あまりにも古すぎるカメラはおすすめしません。
5年前のスマホは今のスマホと比べると性能差がハンパないですよね。
ニューモデルが出るたびに、進化しているのが如実に表れている感じです!
今のスマホは写真もキレイになったし、出来るコトも昔と全然違う。。。
スマホの進化はそこまで急速ではなくなりましたが、カメラはレコードからCDに変わったように【一眼レフ】から【ミラーレス一眼】に変わる一大転換期を迎えています。
時代が変わるタイミングは価格も荒れやすいですよね。
掘り出し物に出会えるチャンスです!
また、10年前以上のカメラになると、メーカーの修理対応期間が終わっている可能性があり、故障しても修理が出来なくなるのでカメラ初心者は避けましょう。
古いカメラと新しいカメラの大きな違い
・薄暗い室内でもノイズが入りにくい
(ISO感度)
・モニターが動くので使いやすい
(バリアングルorチルト)
・動画もキレイに撮れる
(4Kや手振れ補正の性能が進化)
シャッター回数を確認する
シャッター回数とは、そのカメラが今まで撮影した枚数です。
自動車に例えると走行距離みたいなモノで、見た目がキレイでもシャッター回数の多いカメラは単純に考えて壊れる可能性が高いカメラだと言えます。
シャッターの耐久性能
プロ機:約50万回
ミドル機:約20万回
アマチュア機:1~5万回
プロ仕様のカメラだと、シャッター回数が10万回でもまだ1/5ですね♪
シャッター回数が少なくても使い方によっては壊れやすくなるので、ひとつの目安としてシャッター回数が多いモノは避けたほうがベストです。
カメラ本体の傷を確認する
カメラに大きな傷がある場合は避けたほうがベストです!
大きな傷が出来ているというコトは、カメラに強い衝撃が加わった証拠です。
カメラが強い衝撃をうけていると、内部の精密な部品にダメージをうけている可能性や首一枚で繋がっている可能性もあります。
カメラの大きな傷は、やっぱりリスクが高めです。
私のカメラはイスから転げ落ちても、無事でした。。。
ファインダーのゴミやカビを確認する
ファインダー(撮影する時に覗く部分)にホコリが入っていたり、古いカメラの場合は汚れやカビで曇っていたりする場合があります。
写真うつりが悪くなるわけではないので、気にならないのなら問題ないカモ
ファインダー内部に入ったゴミを取り除く場合は、分解清掃が必要なので2〜5万かかるので神経質な方は最初から避けたほうがベストです。
購入前に一度ファインダーを覗くか?通販の場合は備考欄に記述されている場合が多いので確認しましょう!
センサーの傷の確認
センサーに傷が入っていると、もれなく写真にノイズが写りこみます。
絶対買わないほうが良いですね。
カメラ屋さんで販売されている中古カメラなら、センサーに傷が入っていると【ジャンク(部品取り用)】扱いなので間違って購入するコトはありません。
個人売買は、販売主が気付いてない場合もあるので、カメラ初心者の場合は避けたほうがよさそうです。
センサー交換は修理代に10万越えコースです💦
付属品の確認
入門機以外の一眼レフやミラーレスカメラは、本体とレンズが別々に販売されているケースがほとんどです。
レンズは付属していないので別に購入しましょう!
カメラに付属していないと無駄な出費がかさむのが、バッテリーと充電器です!
純正のバッテリーは1万越えするモノも多いので、付属しているとありがたい。
サードパーティー製のバッテリーも半額以下で販売されていますが、バッテリー残量表示が出来なかったりするモノもあるので気になる方にはおすすめできません。
気になるタイプ。。。
バッテリーが付属していない場合は、そのあたりを考えて予算を組みなおす必要がありそうです。
中古レンズの選び方と注意点
一眼レフやミラーレス一眼レフカメラは、レンズを別に買う必要があります。
レンズもカメラ本体以上に中古があるので安心してください!
中古レンズはカメラ本体ほど神経質になる必要はありません。
そんな中古のレンズを失敗しないで購入するポイントです!
カメラと違い古くても大丈夫
レンズはスマホのような進化が激しいデジタル機器ではないので、10年選手でも安心して使えます!
20年前のレンズを現役で使っているプロカメラマンもいるぐらい!
欲しいタイプのレンズがあれば、まず中古を探した方がよさそうですね。
注意点として、カメラメーカーによってカメラとレンズをつなぐマウントの形状が違うので
使えるレンズが限られています。
同じメーカーのレンズだったら大丈夫?
さらに、同じメーカーでもマウントの違いで使えるレンズと使えないレンズが存在します。
一例:キヤノンのマウントの種類
・FDマウント
・EFマウント(現行)
・EF-Sマウント(現行)
・EF-Mマウント(現行)
・RFマウント(現行最新)
キヤノンだけでも今販売されているレンズでも4種類あります。
レンズマウントを間違うと使えない場合もある(ほぼ使えない)ので、カメラとレンズのマウント違いに気を付けてください。
自信のない初心者さんは店員さんに確認した方が良いかも。
傷やホコリ、カビ等レンズのヨゴレを確認する
レンズに大きな傷が入っていると、写真にも傷が写ってしまうので購入を避けてください。
また、レンズ内にカビやホコリが入っているのも、写真に写ってしまうので気になる方は避けてください!
ちょっとしたホコリだと、ほとんど写真に影響が出ないので気にしない方も。
親切なカメラ屋さんだと、カビやホコリがある場合に【カビあり・ホコリあり】と記載されているので必ず確認してください!
レンズ本体の傷を確認する
レンズ本体(ガラスじゃなくガワの部分)に大きな傷が入っているレンズは、強い衝撃をうけた可能性があるので初心者は避けたほうが良いかもしれません。
レンズは電子機器ではありませんが、ピントをあわせたりズームをしたりする細かい部品がたくさん詰まった精密機器です。
強い衝撃に弱そうですよね。
購入前にカメラに取り付け撮影出来たら大きな傷があっても安心して購入出来ますが、ネット通販の場合は避けたほうがいいかも。
ズームやピントリングがスムーズに回るか確認する
レンズにはグルグルまわるピントを調整する部分とズームを調整する部分があります。
ピント調整リング等にガタがきて、がスムーズにグルグルまわらないものがあります。
途中で引っかかったり、最後までまわらなかったり。
しっかりとしたカメラ屋さんなら、ジャンク品や難あり品としてランク付けしているので、カメラ初心者の方は避けておきましょう!
なぜ『初心者は避けたほうがよい』といっているのか?
プロカメラマンは撮影する対象物が細分化されており、用途にあった部分で100%の性能を発揮すれば問題ありません。
初心者の場合は、1本のレンズをオールマイティーに使う必要があるので、どの状態でもキッチリと使える必要があります。
【中古カメラ】や【中古レンズ】はどこで買う?
初心者が中古カメラや中古レンズを失敗せずにカメラを買える場所はどこか?
カメラ屋さんで販売している中古カメラです!
なぜカメラ屋さんがいいのか?オークションなどの個人売買は避けたほうがよいのか?続きを読んであなたも判断してみてください!
カメラ屋さんで買う
カメラ屋さんの中古が初心者でも安心して購入出来ます。
カメラのプロがカメラを査定しているから納得できます!
カメラ屋さんでは、カメラの外見だけではなくマニアックな知識を導引してランク付けしています。
ランク付けの他に、カメラの状態が詳細に書かれているので、購入後のトラブル発生率は格段と下がります。
また、通常10日前後の保障ですが、半年保障をしているカメラ屋さんもあるので急なトラブルでも心配ありません。
個人売買サイトは避ける
個人売買サイトの商品は保証がありません。
購入後、しばらくたって壊れたら値段が高い分パニックになりますよね。
また、ノークレームノーリターンの場合もあるのでなおさら注意が必要です。
あたりハズレがあるのが個人売買の楽しさであり、チョット不安なところですよね。
中古屋さんよりも、割安で売っているコトが多いので、お得はお得ですが、そんなリスクもあるコトを頭の片隅で忘れずに!
お得感があり、今もバリバリ使える中古カメラ
ニューモデルが出た直後や、発売してから期間がたっても人気が落ちない穴場の中古カメラをご紹介します!
今回ご紹介するカメラは、カメラ初心者で今まで一眼レフカメラを所有したコトがないという方向けの内容となります!
キヤノン EOS R
\おすすめポイント/
・ロングセラーモデル
・キヤノン初のミラーレス
・ハイアマチュア&プロモデル
・発売日 2018年10月25日
キヤノン初のミラーレス一眼で注目を集めたモデルです!
操作方法やボタンの配置が従来のキヤノンとは違っていたので、従来のキヤノンファンからの評価がそこまで高くないモデル。
初めてミラーレス一眼を触る人には、操作方法の違いは全く関係のない話ですよね。
もちろん写真も動画もプロ並みにキレイに撮れる、申し分ないカメラです。
唯一の弱点?をあげるとすれば、1秒間に最大8コマしか撮れないコトです。
いまのアイフォンだと1秒間に10枚撮れますよね。
最新のミラーレス1眼だと1秒間に約40枚も撮れるので、それと比較すれば見劣りしますがアイフォンの10連写で十分ですよね。
連写が必要なのはイルカのショーぐらいか。。。
問題なさそうですよね。
キヤノン EOS R6
\おすすめポイント/
・フルサイズを低価格で!といっても高い
・ハイアマチュア&プロモデル
・発売日 2020年8月27日
先日【キヤノン EOS R6 MarkII】
自動車もニューモデルの発表があると、中古車の価格が下がりますよね。
ソニーα7の対抗馬ですが、キヤノン EOS R6もソニー α7どちらが優れていて、どちらが劣っているというコトはほとんどありません。
色々なネットの記事で『〇〇に軍配』などとありますが、マニアが重箱の角を爪楊枝でつついている話なので気にしなくても大丈夫です。
カメラ初心がが選ぶ基準としておすすめする方法はただ一つ『どちらがカッコいいか?』だけで大丈夫です。
ソニー α7 Ⅲ
\おすすめポイント/
・ミラーレス一眼といえばソニー
・ハイアマチュア&プロモデル
・発売日 2018年3月27日
昔はソニーのカメラってきいたことなかったよね?
ミノルタのカメラ部門がソニーに吸収合併されたので、実質的には140年の歴史があります。
ソニーという名前が若者にうけているのか、若いプロカメラマンや動画撮影者のほとんどがソニーの一眼を持っているぐらいによく見かけるのがα7です。
ミラーレス一眼のシェア率はソニーがTOP!
データ参照元:ミラーレス一眼でソニーがトップシェア奪還、人気商品の供給再開で
先日、ニューモデルの【α7Ⅳ】が発売され、旧モデルの【α7Ⅲ】の中古がお求めやすい価格になっています!
『僕、動画撮れます』と言っている人のカメラがほとんどソニーだったように、写真も動画もキレイに撮れる良いカメラです。
まとめ:結局一眼レフの中古はどうなのか?
結局一眼レフやミラーレスの中古はアリアリのアリです。
特殊な使い方をしない限り、どの一眼レフを使っても極端な差が出るコトはありません!
なので『どのカメラがいいの?』と聞かれたときは、フルサイズなら『好きな形で選んで』と答えるようにしています。
あいまいな答えでスミマセン。
例えるなら、東京⇒大阪をJALで行くのか?ANAでいくのか?ぐらいの違いで、飛行機でいくのか?新幹線でいくのか?のような違いはありません。
ただ、センサーがフルサイズか?APSか?となると、飛行機でいくのか?バスでいくのか?ぐらいの違いが発生します。
なので、カメラマンじゃ無くても、仕事でカメラを使うならフルサイズの方が何かと後悔しません。
中古カメラ購入のポイントのおさらい
・センサーサイズがフルサイズ
・発売されて5年以内
・大きな傷、カビ・ホコリに注意
・シャッター回数は走行距離
あなたにピッタリなカメラをゲットして、楽しいカメラライフを!