一眼レフの方がキレイに撮れるのはわかっているけれど、高いよね~一眼レフ
一眼レフを買って失敗したら、お財布がからっぽになるし、一眼レフを使ったら誰でもプロのようにキレイな写真が撮れるの?
そんな一眼レフを使ったコトがない初心者の視点で『一眼レフとスマホどっちがキレイに撮れる?』のかを、シチュエーション別にみていきたいと思います。
商品撮影は一眼レフとスマホどちらがキレイ
ホームページやネットショップに並ぶ商品の写真って、変な影も入らず、余計なモノも写りこまずみんなキレイに撮っているな。。。
一眼レフで撮ったんでしょ?
スマホかもしれません、撮影ボックスを使えばスマホでもキレイに撮れます!
どうせお高いんでしょ?と思った方、安心してください!
撮影ボックスは5,000円前後から購入できます!
チョット詳しくみていきますね。
撮影ボックスがあればスマホで十分
通販のネットショップに掲載しているような商品撮影は、撮影ボックスを使うコトでスマホで撮影可能です!
商品撮影で一番難しいのが、商品に影がかかってしまうコトと不必要なモノが写りこんでしまうコトです。
店の中や自宅でも丁度いい撮影ポイントを見つけるのが難しいですよね。
撮影ボックスは箱状になっており、その中に商品を入れることで、周りの不必要なモノが写り込みません。
また、照明のLEDライトがボックスの中をムラなく照らすので、商品に影が入るコトがありません。
まるで写真スタジオのような空間が5千円ぐらいで手に入り、プロ顔負けの写真が撮れる撮影ボックスはスマホ撮影にも最適なグッズです。
撮影ボックス選びのポイント
✔箱の大きさ
撮りたい商品が中に入るか?
✔照明が付いているか?
照明を動かすコトが出来ればGOOD!
商品撮影は雰囲気のある写真を撮る必要がない ?!
通常の商品撮影では【雰囲気のあるエモい写真】を撮る必要はありません。
その商品が【どんな形でどんな色か?】が、伝える必要があるからです。
雰囲気のありすぎる写真を撮り、商品がぼやけていたり、何かよくわからなかったりしては台無しです。
なので、商品をキレイに撮れる撮影ボックスさえあれば撮影はバッチリです!
ただし!商品のイメージ写真やチラシを作る時は、雰囲気が伝わる写真で。
通常の商品が並んでいる場所にはキレイな商品だけの写真の方が見やすくて良いのですが、大きく扱うメインの商品は雰囲気のある写真がベストです。
実際に商品を使っている写真や、写真を見て想像がわく写真の方が購買意欲がわきますよね。
雰囲気のある写真が全部の商品だと、しつこくなるのでメインの商品だけでOK
雰囲気のある写真は一眼レフの方がキレイに撮れますが、それだけの為に一眼レフを購入するのはもったいない。
そんな時だけプロカメラマンに頼んだ方がコスパがGOODです!
使い慣れていない一眼レフを使うと失敗する可能性がありますよね。。
料理の撮影は一眼レフとスマホどちらがキレイ
料理の写真がキタナイと美味しくなさそうに見えますよね。
ホームページ・ネットショップ・ウーバーなどのは料理写真だけで料理の味が想像(判断)されてしまいます。
最終的には口コミを呼んで『この店に行こう!』となりますが、料理の写真を見る前に口コミを読む人はいません。
そんな第一関門を突破できる写真をスマホで撮れるのか?一眼レフで撮れるのか?をみていきましょう!
スマホでもキレイな写真は撮れる
レストランやカフェに行くと、スマホで料理の写真を撮っている人をみたコトないですか?
スマホで撮った写真をインスタなどのSNSにアップしています。
スマホのカメラも完璧に使いこなすだけで、プロ顔負けの写真が撮れます
スマホで料理を撮ってもキレイな写真が撮れない方は、スマホを上下さかさまに持って写真を撮ってみてください!
いつもと違った料理の雰囲気のあるエモい写真が撮れます!
料理の撮影でも【撮影ボックス】が使える?!
料理も商品撮影と同じように撮影ボックスも使えそうですよね。
もちろん料理の撮影でも撮影ボックスが使えますがひとつだけ注意点があります!
撮影ボックスの照明が移動できる場合は、料理の(斜め45度)後ろから照明をあててください!
料理の前から照明があたると、料理の凹凸が写りにくくなりのっぺりとした写真になります。
女優さんも正面からライトをあてて、顔の小ジワという凹凸を無くしてます。。。
光のあたり方で雰囲気が変わるので、料理のお皿をぐるぐるまわしてキレイに見えるポイントを探してみてください!
一眼レフの方が食欲をそそる写真が撮れる?!
料理の写真は初心者でも一眼レフで比較的キレイに撮れます。
もちろんプロ並みにというわけではありません。
\一眼レフで写真をキレイに撮るコツ/
・F値の数字は小さめ(フルサイズで5ぐらい)
・光は逆光(斜め45度ぐらい)
料理を撮影する時に、料理ごしに写る余計なモノ(店内の備品など)が気になるのよね。
一眼レフなら余計なモノがボケて、料理の後ろのいらないモノが気になりません!
\背景がボケる条件/
・F値が小さいレンズ(フルサイズで5ぐらい)
・24-70mmぐらいのレンズ
・料理から背景まで距離がある(50センチもあれば十分)
料理ごしの余計なモノがボケれば、料理自体が際立ちキレイな写真になります!
あとは、料理に差し込む光(照明)の方向を気にするだけでも一眼レフでキレイな写真が撮れます!
人物撮影は一眼レフとスマホどちらがキレイ
人を撮る場合は撮られる人によって、一眼レフか?スマホがいいのか?が変わってきます。
【お客様】と【モデルさん】の2パターンに分けてみました!
お客様を撮る場合はスマホがキレイ
たとえば、あなたが飲食店に行き、飲食店のスタッフが本格的な一眼レフを片手に『写真を撮らせてもらっていいですか?』と尋ねられたら身構えませんか?
断ります。。。
一眼レフは撮られる方にも責任感が生まれ、よそいきの表情になり思ったような写真が撮れないケースがほとんどです。
免許証の写真みたいにカチコチになるかも。
お客様を撮る場合は、普段から見慣れたスマホだと安心感があり、いつものようにおしゃべりしながら撮影すれば、あなたが思っている表情がスマホで撮れるはずです!
モデルを撮る場合は一眼レフの方がキレイな写真が撮れる
モデルさんを撮る場合は一眼レフが必須です。
なぜなら、モデルさんのテンションが上がるからです。
リッチなディナーに行くときは、いつもよりオシャレにして行きませんか?
モデルさんもプロなので、お値段に見合った仕事はしてくれますが、テンションが上がれば思った以上の撮れ高が期待できます。
撮影中の雰囲気も大事ですよ!
もし、撮影に自信が無ければ、一眼レフとスマホの両方で撮影しておきましょう!
一眼レフで撮影する前は
撮影前には同じ条件(照明や太陽の入り方)でテストは必須です。
午前中の方が、やわらかい雰囲気の写真が撮れます。
理由は、太陽光の光の成分が、、、、マニアックになるのでやめておきます。
夜はお店の照明の加減で撮影が難しくなります。
照明がたくさんついてるからキレイに撮れるんじゃないの?
基本的に照明は上についているので、前髪があると目のあたりが影になったり、鼻の下も影になったりします。
顔には影が入らないほうがキレイに撮れます!
また、照明には蛍光灯のような青白い光があったり、電球のような黄色い光があったり様々な光が入るので、濁った雰囲気になりがちです。
夜の撮影は難しいです💦
写真の腕に自信が無ければ、やっぱりプロカメラマンに頼むほうが、長い目で見て損をしなかったりします。
店舗撮影(店内・店外)は一眼レフとスマホどちらがキレイ
店舗撮影をする為だけに一眼レフを買う方はいないと思いますが、店舗の写真はお店の顔です。
人の第一印象は一瞬で判断しますよね。
お店の雰囲気の写真も見た瞬間に、不快感がないキレイな写真が必要です。
店舗撮影はしょっちゅう撮影するものではないので、確かな写真をプロに頼みましょう!
プロカメラマンのココがスゴイ
カメラマンってシャッターボタンを押しているだけに見えるけど、実際に何が凄いの?
確かに、シャッターボタンを押す作業は誰でもできます。
カメラマンがシャッターボタンを押すまでの、準備や設定の作業がプロと一般人とで大きく違いが出てきます。
その違いのひとつをご紹介します!
光と影の扱い方
写真は光をどう操るか?で、ほぼ決まります。
・光をどこにあてるのか?
・どこの光を遮るのか?
光のあたり具合で、立体感がでたり雰囲気がでたりします。
光の印象の違い
・光が強くあたり、しっかりと影が出ると【主張が強い印象】
・光が弱くあたり、ぼんやりした影が出ると【フンワリした印象】
光を操ると同時に影も操っているんですね!
光のコンディションを整えた状態になると、誰がシャッターボタンを押してもキレイな写真が撮れる確率が高くなります。
【写真がうまい】=【光を操っている】というコトになります。
写真の構図(バランス)
写真は絵やグラフィックと同じ2Dなので、モノの配置のバランスで写真の良さが変わってきます。
写真もデザインされているんですね。
ありのままをありのままに撮る報道写真ではなく、見た目の印象をよくするためにはデザインする必要があります。
・どこに何を置くのか?
・背景のぼかしのバランス
見た目の雰囲気が良い写真は、バランスの整った良いデザインをしています。
撮影現場の空気づくり
特に人物撮影になると、モデルさんのテンションが上がらないといい写真になりません。
どんな雰囲気の写真を撮るかによって変わりますが、モデルさんのテンションをその雰囲気にさせる必要があります。
また、モデルさんだけではなく、コミュニケーションを取りにくいカメラマンだと現場の雰囲気が悪くなる場合だってあります。
やっぱりなんでも人柄ですよね。
ン?って気付いた方、正解です。
ン?って気付いた方、正解です。
写真の良し悪しは、カメラの良し悪しではそんなに変わりません。
プロがスマホで撮影すると、プロクオリティーになります。
スマホで撮ったから写真がイマイチなのか?そもそも写真テクニックがイマイチなのか?というコトですね。。。
この判断を間違うと、一眼レフを買ったところであなたの写真が良くなりません。
言っちゃった。。。
一眼レフで写真を撮るには修行が必要
同じ車でもレーシングカーは素人が運転できないように、一眼レフも使いこなそうとすると修行が必要です。
使いこなせていない一眼レフで撮影したならば、スマホよりも下手な写真が撮れることも。
撮った写真が映えないのは、カメラの性能が低いからなのか?撮影のコツがつかめていないのか?を理解してから一眼レフを買った方が宝の持ち腐れになりません。
一眼レフは高いので、買うのに勇気が要りますよね。
一眼レフを買ってから後悔しないために、カメラのレンタルがおすすめです!
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